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真レイソル人たろう 柏とレイソルを愛する高血圧オトーサンの応援記録です。

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甲府戦。ライバルの行方。
[No.134] 2011-05-01 Sun 13:12
思えば三浦俊也氏は大宮から札幌,神戸時代を通していつも気になる監督の一人でした。

その印象は合理的で恐ろしいまでのリアリスト。試合後のコメントも客観的でややもすると他人事のようにも聞こえる。頭がキレ過ぎるせいでしょうか,冷酷なイメージがどこかしら漂う人でした。

彼が札幌の監督に就任したときの「攻めちゃダメなんだよJ2は。攻めたら負けなの」というコメントを聞いてとても衝撃を受けたもんです。ウチは徹底的に守備をドン引きに固めますと言っているのとほぼ同じで,攻撃の形だの夢もロマンも要りません。ただし,勝ちますよと。守備的なのはそれが一番の勝利への近道であり,J1昇格への最短距離だから,という理屈に則っているわけで,で事実その年札幌は見事にぶっちぎりで昇格したんですわね。

ボクが気になるというのは良い意味ではなく悪い意味で,というかぶっちゃけ嫌いです。なんか虫が好かないというか(苦笑)ただ言っていることはとても真っ当で理論的で頷かせられることもしばしば。

おそらく佐久間GMとの大宮時代からのホットラインによる甲府監督就任だったのでしょうが,佐久間さんにしてみれば今のチーム事情を考えると適切な選択なのでしょう。三浦さんはこれまで,昇格もしくは残留という非常に負荷のかかる仕事に対してどちらかに必ず実績を残してきた監督で,今年の甲府に課せられたミッションからするとこの招聘は現実的だしアリ,なんでしょうな。

がしかし,これまで何度も煮え湯を飲まされてきたレイソルが最も実感しているので言いますがヴァンフォーレ甲府というチームの特徴はその尖がった攻撃力にある。まるでピッチの広さを公然と無視するかのような細かくて狭いショートパスの連動や,ハーフナーマイクという稀代の“高さ”から叩き込まれる一撃は相手に決定的な爪痕を残してきました。それが三浦監督の標榜する守備に重心を置いたスタイルに,果たして選手たちはどこまでフィットするのか,シフトチェンジできるのか。

正直ライバル目線のボクからすると「それでいいのか?」とも思う。柏と甲府は運命のライバルと言っていい特殊な関係にあり,そんじょそこいらの「作られた」因縁とはわけが違う。少なくともボクはいつも意識しているし,彼らにだけは絶対に負けたくない。その分彼らの強さ,恐ろしさも十分に解っているつもりだ。さっき綴った通りヴァンフォーレ甲府らしさとは尖った攻撃性にあると信じて疑いません。そのアブナイヤンチャさを捨てるのは果たして彼らにとって正しいのだろうか?他所さまのチームとはいえ,という言い方はしない。何でかというとヴァンフォーレ甲府はレイソルにとって,生涯忘れられない宿命の好敵手だからだ。だから少し言わせてもらう権利があると勝手に思っています。

とはいえ,佐久間GMの気持ちというか方針も解るんですよね。クラブの規模と経営を考えたらもう二度と降格はさせられない。再びサポーターや地域の人びとを悲しませてはならない,と思っているだろうし。

などと

そんな長い前置きをようやく終えて(スミマセン),試合でありましたが

サイド侵入を阻止する意図を含んだ4-2-3-1でのスタートだったけど,その割にサイドから基点を作られがちでやな展開だった。甲府の両サイドはいずれもスピードがあるのであそこで作られると一気にPAで漂うハーフナーめがけて突進して来る。ポゼッションはレイソルが優位だったのでチャンスは少なかったものの,決定的なシーンが何回かありキモを冷やした。
守備はさすが三浦さんが叩き込んだだけあってもうキッチリ2ラインのブロック。レイソルはなかなかPAに入れず苦労したけど,ワントップだとPA内での選択肢が少なくなってしまうので恐さが足りない。田中順也の出来がどうとかではなく,2列目の澤と茨田の役割がハッキリしなかったのが今ひとつ踏み込みきれなかった要因かなあ。ラストパスを送るのか自分たちもPAまで侵入して勝負するのか,片やボールを奪われたらそこから取りに行くのか。タスクが多かっただけに負荷も大きかったってのもあるね。
でも茨田やレアンドロが中央から時折放ったスルーパスは結構通ってたので,反応できればチャンスかなとも。

で,後半はもう細かく言わなくてもいいですわね。

順也,キタジの2トップにして,水野を入れてレアンドロやワグネルと一緒にボールをこねくり回して引き付けて,空いた右スペースを酒井が上がりまくった。それで流れを呼び込んだね。たぶん役割を明確にしたのが良かったんじゃないかな。

前半は足元だけだったのに対してスペースに飛び込む動きが加わって一気呵成,田中順也の同点弾はまさにそんな感じでした。前節に続いて今回も後半からきっちり修正。ミッションコンプリートでした。ネルシーニョの采配見事,それをきっちり遂行した選手たち見事。何よりみんな気持ちが太くなったんじゃないかな。先制喰らっても慌てず,自信を持ってパスをつないでいる。

何はともあれホームでライバルに勝ったのは嬉しい。

と同時に

心の底から「ライバル」と呼べる唯一のチーム。彼らの着地点はどこになるのか,その行方を少し案じながら日立台を後にしました。やっぱり窒息しそうなくらい濃密な緊張感を持てる相手はそうはいないし,まだまだ戦いたいからね。お互い頑張りましょ。


最後に

例のハーフナーマイクへの人種差別発言の件ですが,事実関係がハッキリしないので今は何も言えない。歯切れが悪くて申し訳ないけども。いずれJリーグから調査依頼が入るとも噂されていますが,他の皆さんも仰っているように先にクラブ側から確認するなりのアクションを起こすべきだと思います。

この件は帰宅した後Webで知ったせいか,その夜の祝杯はホロ苦いものでありました。


クラブ側のオフィシャルな発信を強く望みます。


2011 J1第8節 柏レイソル 2-1 ヴァンフォーレ甲府  ~日立柏サッカー場~

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